てんかんによる様々な種類のけいれん発作にラメズ

ラメズは、ラモトリギンを主成分とした抗てんかん薬、気分障害の中の双極性障害の気分安定剤の一種として病院で処方される薬です。日本では2008年以降から使用されるようになっており、近年見かけるようになったと感じる方もおられるのではないでしょうか。医師の診断のもとで使用される薬で、一般の薬局・ドラッグストアでは必ず購入できません。処方箋としてでなければならないためです。一応、個人輸入という形でラメズを購入する事は可能となっていますが、副作用などの管理が難しく多岐にわたるので、仮に使用する場合は自己責任となります。
そのようなラメズは、イオンチャネルの中のナトリウムチャネルを阻害することで効果を発揮します。阻害されることで体内のグルタミン酸を始めとした興奮性神経伝達物質の活動が落ち着き、てんかんによるけいれん発作に対して強い効果を発揮します。てんかんのけいれん発作は様々な種類があり、単なる部分的なけいれん、ふるえなどで済む事もありますが、中には強いけいれん症状が出るてんかんの種類もあるので、ラメズは非常に効果的な薬剤となりえます。
そのようなラメズですが、最初から使用される薬剤ではありません。副作用が強く、皮膚障害の中でも最も重篤なSJS症候群を引き起こすことがあります。現に死亡した事例も報告されているので、基本的に使用は優先されません。しかし、他の抗てんかん薬では効果が見られない難治性のてんかんなどの場合ラメズが効果を発揮するケースが有ります。様々な種類に適応となる薬であるからこそ、副作用なども強くなっていますが、用法を守るとともに導入時に逸脱が起こらないかを確認しながら服薬する事が重要となります。